平成19年2月4日(日) 午後2時開演

毎月恒例の中日寄席。平成10年から始まって9年目に突入です。
名古屋一の繁華街のど真ん中、中日ビルの名物・・・になればいいなぁと
思いながら、毎月やってます。皆様も一度ぜひ、遊びに来てみて下さいね〜

「牛ほめ」 鳩吹亭小寿慶
「宗論」 道落亭かね平
「松竹梅」 槍田家志ょ朝
「厄払い」 竜宮亭無眠

椅子はほぼ満席。今月も立ち見のお客様が出て
しまい、本当に申し訳ありません。
以前は、ここより入り口寄りのスペースで
やっていたのですが、ここに移ってきてから
かなり定着してきました。
これだけ毎月、立ち見のお客様が出るようなら
次は中日劇場に移すしかないかなぁ〜♪
開口一番は小寿慶の「牛ほめ」
この人も最近はとても精力的。
日本昭和村の「山之上商店」では、
毎月、何度も出演しています。
出囃子は「序の舞」を使っています。
人間国宝の故・柳家小さん(先代)師匠が
使われていた出囃子ですが、その出囃子が
開口一番で聴けるのも、中日寄席の魅力!!!
・・・・・・んなわけないか・・・・

2番手はかね平の「宗論」です。
かね平の「宗論」を聴いたのも久しぶりだなぁ・・・
以前は好んでよく舞台に掛けていたのですが、
最近はめっきり陰を潜めていました。
ということは、ネタが増えてきたって事になりますね。
「お父様ぁ〜〜〜」
このようにキャラクターが濃いネタを
やらせると、客席をどんどん巻き込んでいくのが
かね平落語の特色???

3番手は志ょ朝です。
なんだか妙に風格のある写真ですね。
仏様のような柔和で暖かい雰囲気が
漂っています。ありがたや〜ありがたや〜
なむなむ〜〜〜
でもやるのはやっぱり落とし噺。
まぁ当たり前ですが(笑)
「松竹梅」は長屋の噺。
松つぁん・竹さん・梅さんの3人が織り成す
ドタバタ劇は、落語の原点なのかもしれませんね。

最後まで満席のままで迎えたトリは
無眠の登場です。
こちらはあまり風格がないような・・・
ネタは「厄払い」。昔は旧正月と節分が近かったため、
節分の話ではあるのですが、大晦日の話でも
あります。ですから、正月にも2月にも聞かれる
噺ですね。とは言え、それほどポピュラーでも
ない噺。もっとポピュラーになっても
いいと思うぐらい、面白いんだけどなぁ