平成１９年２月１８日（日）　午後２時開演

岐阜市での唯一の定期公演「美濃の陣」は年に１回、毎年２月に
岐阜駅前の岐阜市文化センターで行っています。
この岐阜市文化センターはいい会場ですね。それを格安で貸してくださる。
さすがは公共施設！落語にはぴったりの会場です。
今回も大勢のお客様に来ていただけました！！！

広い会場にビッシリのお客様！ 実はこの会場、８４畳の和室を半分に仕切って 使っています。その仕切りが取れるのが夢。 もうすぐかなぁ・・・まだかなぁ・・・ あれ？舞台の手前に怪しき人物が・・・	拡大してみますと・・・なんと、かね平ではありませんか！ かたわらにいるのは・・・かね平の相棒、ロクちゃんです。 実はかね平は腹話術もやってまして、今回は前説として の登場。ロクちゃん、岐阜初見参です！ 名前の由来は・・・それは聞いてのお楽しみ！ これからもロクちゃんの登場はどんどん 増えますよ〜〜〜・・・落語の登場が 減らんようにね・・・・・・・

開口一番は、岐阜公演だけに、地元岐阜県在住の 鳩吹亭小寿慶です。「こじゅけい」というのは鳥の名前 なんだそうです。鳥の名前の方は難しい漢字ですね。	ネタは「牛ほめ」です。最初は固かったお客様も 終盤では随分と笑っていただけました。 ちょっと失敗しちゃった、ほろ苦い経験もある ネタだけに、最後までやりとおせた後の 小寿慶の感想は「ビールが旨い！」でした(笑)

続いては南遊亭栄歌の登場です。 「岐阜の人間で好き勝手しよう！」というポリシー（？）の 会だけに、あちらこちらで人気沸騰中の栄歌にしては 珍しく浅い上がりです。	ネタは「代脈」の予定だったのですが、つい先日、 このネタを聴かれたお客様がいらっしゃった事、 そしてお客さまからリクエストもあったりで、 急遽、「ちりとてちん」に変更です。 こういう事はよくあるんですね。 私事で恐れ入りますが、今年の正月、 実家に帰った時の、車の中での父親との会話・・・ 父「この間、○○さんの落語を聞きにいったんやで〜。 それが面白かったんや。それからすぐに、近いところで やるというので行ったら、○○さん、またおんなじ ネタやねん。こないだ（この間）と近い場所やから 同じ人も聴きに行くやろから、ちょっと、ネタ、 替えてくれりゃええのになぁ！！！」 無眠「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」　　　　　　　　　　　　 とっても楽しいひと時でした・・・・・・

仲トリ岐阜の人、花乃家金葉です。 岐阜と言っても、現在は郡上在住。少し遠いようですが そうでもないんですよ。最近は高速を使えば１時間 ぐらいで行けちゃいます。	ネタは「左馬之助　湖水渡り」。あまり聞いた 覚えがないと思いますが、それもそのはず、 実は講談なんです。資料を使ってわかりやすく 解説・・・と言えば聞こえはいいですが、 慣れてない人にとっては、こうしないと わかりにくい？？？ 講談にも新作など、色々とあったりしますので、 聴かれる機会があったら、ぜひ聴いてみて下さい。 新鮮ですよ。身近なところでは、お食事処「楽」で 旭堂南湖さんが定期的に公演を行ってます。

仲入り後は、すっかり雰囲気も変わった、 道落亭かね平です。 このいやらし・・・もとい、素敵な笑顔が かね平のイメージですね。 思わずこちらもにんまりしてしまいそうです。	最近、どんどん調子を上げてきているかね平の 今日の演目は「権助魚」です。 田舎者のキャラクターが決め手となるこのネタ、 かね平が演じると、ほんとうに本当にイメージピッタリ？ あ、いや、別にかね平が田舎者と言ってるわけでは ありませんが・・・え？函館出身？・・・田舎者やん・・・ （かね平以外の北海道出身の方、ごめんなさい） でも、ホント、ほのぼのとして面白いんですよ〜 どうぞ一度はかね平の権助魚をお聞き下さい！

トリは岐阜を代表して（？）竜宮亭無眠です。 金葉・小寿慶が岐阜県出身であるのに対し、 無眠は岐阜出身ではありません。 神戸という大都会で生まれました。むふっ♪ 岐阜に引っ越してから、もう１５年目になりました。 落語には関係ないけど・・・	ネタは「百人坊主」。上方ではちょっと珍しいネタの 部類に入りますでしょうか。江戸落語では「大山詣り」 といって、時々、聴くことができますね。 「３０分で降りてくるで〜」と言って舞台に上がってから 降りてくるまで４０分オーバー・・・ 初演なんで勘弁してくだせぇm(__)m 総時間は予定をはるかに上回る３時間弱の 長丁場になってしまいました。 お客様には大変ご迷惑をおかけしましたが これに懲りずにどうぞまたご来場くださいませ。

次回は平成２０年２月２４日（日）午後２時開演です

かもめも出ます〜　　あぁ、言っちゃった・・・・