平成17年7月2日(土) 午後1時30分開演


名古屋市は中川区の「中川生涯学習センター」からのご依頼での落語会です。
約25名のお客様に来ていただきました!ありがとうございました!
大変好評で、「来年もぜひ!」というお声をちょうだいいたしました!
来ていただいたお客様も大変ありがたいのですが・・・驚いたのはスタッフの力の入れ様!
まずは写真をご覧あれ!!!

「雑俳」 お好味家喜楽
「ちりとてちん」 竜宮亭無眠
「岸流島」 槍田家志ょ朝
仲入り
「宗論」 道落亭かね平
「住吉駕籠」 浪漫亭砂九


※フラッシュを使用せずに撮影しましたので、画質はかなり荒くなっております。ご了承ください。

中川生涯学習センターの外観です。
生涯学習センターは名古屋市の各区に
必ず一箇所ずつある施設です。
このポスターを見て下さい!
スタッフ(職員さん)の手作りです!
このレイアウトは寄席をよくご存知で
ないと作れません!

看板もスタッフの手作りです!
舞台の後にある横断幕もめくりも
全てスタッフの手作り!
しかも全部、寄席文字です!
恐れ入りました・・・・
ご担当の中川さんのご挨拶で
いよいよ開演です!


開口一番は喜楽「雑俳」です。 最近、開口一番の時は必ずといって
いいほどこのネタを持ってくるだけ
あって、まだ硬いお客様をほぐす
のはお手の物!


2番手は無眠「ちりとてちん」
本人曰く、「影の十八番!」
いよいよ佳境に入ってまいりました!
この表情はいったい何でしょう?
聞いたことのない方は初めて
聞かれる時をお楽しみに!


仲トリは志ょ朝「岸柳島」
五つ紋に袴姿はこの噺にぴったり!
二人の侍が出てきますが、年齢・性格ともに
全く対照的な二人。侍の雰囲気を維持したまま
この二人を演じ分けるのがとても難しいネタです。
「がんりゅうじま」は普通は「巌流島」と書きますが、
落語ではなぜか「岸柳島」と書きます。
なぜでしょう???私も理由は知りません。


休憩の後はかね平「宗論」です。
楽語の会で「宗論」を演じるのは
今までは夢輔だけでした。
また雰囲気の違う「宗論」は
見ていて楽しいものですね!
「町内の皆様〜!!!」
ここらあたりになると、もう
かね平のキャラクターにぴったり!


トリはこの人、砂九「住吉駕籠」です。
「ここでは『浪漫亭砂九』というより、
五女子町(ごにょしちょう)のS家の婿と言った
方がわかりやすいようで・・・」
奥様の実家のすぐ近くだったのです。
その話を聞いて「え?なになに?五女子町の?」
噂を聞きつけ、向かいの部屋にいた主婦の方々が
わらわらと集まってきて・・・ビックリです。


そんな様子を、舞台を終えて客席から見るかね平。 「住吉駕籠」は、よく酔っぱらいの件(くだり)で
切ってしまいますが、今日の砂九はオチ
までたっぷり40分の熱演!
あんた、夕方にぱんとまいむで2席する事を
完全に忘れてるやろ・・・