平成18年1月7日(土) 午後6時開演


平成18年初めてのぱんとまいむ寄席は、正月という事と20回目という区切りであることから
プロの三味線デュオ「銀杏」さんとのコラボとなりました。
実は砂九は「銀杏」さん(田中隆史さん)とのジョイントはこれで5回目。
ぱんとまいむ寄席でも2回目(第4回・平成16年9月4日)となります。
砂九は色んな事を企画しますね〜。

「初天神」 浪漫亭砂九
「津軽三味線」 銀杏
仲入り
「尻餅」 竜宮亭無眠
「大安売り」 浪漫亭砂九
(敬称略)
開口一番はもちろんこの人、砂九です。
いつもと舞台の雰囲気が違うのがおわかりですか?
少しでも客席を確保すること、そして舞台までの
花道(?)が三味線を持ってでは大変なこと
(いっつも舞台まで行くのん、お客さんがいっぱいなので
大変なんです(笑))など、色んな要素から、
プロの方をお招きする場合はこちらにセッティングする
事があります。手作り&アットホームな会だと
柔軟に対応できるのがいいですね。
ネタは正月らしく「初天神」です。
天神様の縁日は毎月25日。
特に1月を「初天神」、12月を「終い(しまい)天神」と
言います。天神様へお参りする道すがら、
「あれ買って、これ買って」とお父っつあんに
おねだりする子ども。ついつい、自分の子どもの頃を
思い出す、とってもほのぼのとしたお話です。

さて、お待たせいたしました。津軽三味線のスーパーデュオ
「銀杏」さんの登場です!
(左:池田貴彦さん 右:田中隆史さん)
田中さんはお話もコミカルで楽しく、池田さんは
ちょっぴりお話が苦手なシャイな方です。
お二人とも若い!!!
やっぱり生の津軽三味線は違いますね!
迫力があります。落語の出囃子で使われる
三味線は「細竿」と言うのに対し、津軽三味線は
「太竿」なので、音の重みも違ってまいります。
「銀杏」さんのライブ情報はHP「猫足企画」
確認できますよ!田中さんのブログもあります!

休憩の後は、無眠です。
無眠はぱんとまいむ寄席には20回中9回の出演。
ゲストとしては最多です。砂九曰く「準レギュラー」
・・・つまり暇なんですな・・・
ネタは正月らしい・・・というか、年末のお話なので
ちょっと時期外れ?「尻餅」です。
このお話には「賃搗き屋(ちんつきや)」さん
(「あも搗き屋」さんとも言う)という、現代では
ちょっと風変わりな商売が出てきます。
餅つき機なんて便利な物がなかった時代は
もち米さえ用意すれば餅にしてくれる商売です。
もち米も買えない貧乏夫婦、なんとか
餅を搗いているんだと世間に対して見栄
をはろうと一計を案じますが・・・

最後は砂九の「大安売り」。お相撲さんのお話です。
ちょうど初場所の前日。これも時期としてぴったり
ですね!どんなスポーツでもそうですが、お相撲さんも
強い人ばかりではありません。そんな人たちを
応援するのもまたスポーツの楽しみで・・・
残念ながら写真がありませんので、
砂九のアップで我慢しておいて下さい・・・


※写真に関しましては、銀杏さんより承諾をいただきまして掲載しております。
いかなる理由においても転載・改編、その他類似の行為を禁じます。