平成18年4月1日(土) 午後6時開演


今回は砂九の大学時代の後輩の方お二人に、わざわざ大阪から来ていただいての出演でした。
なんと砂九の先輩である関大亭笑鬼さんも応援に駆けつけてくださり、関大一色の楽しい落語会となりました!!!
大学時代の系譜はHP「落語大学」さんをご覧になるとわかりますよ!それを踏まえた上で4人の会話を
聞いていたら、もう抱腹絶倒であったことを申し沿えておきます(笑)

「つる」 浪漫亭砂九
「厩火事」 千里家やん愚
仲入り
「時うどん」 関大亭茂八
「崇徳院」 浪漫亭砂九
(敬称略)
開口一番は砂九です。後輩2人と先輩1人が
見守る中、プレッシャーの塊?
今までは全て違うネタで通してきた砂九も
いよいよ2クール目。一度演じてきたネタも
これからはバンバン出てきます。
今日のネタは「つる」

2番手に登場は千里家やん愚さん。
砂九の1年後輩の方です。
主に「落語天狗の会」でご活躍です。
ネタは「厩火事」。上方では珍しく、現在では桂ざこばさん
ぐらいでしか聞くことができないでしょうか。楽語の会でも
かもめがするぐらいです。明示村でよってたかって100席
落語をやった時にも出てきませんでした。
男性と女性、上方と江戸ではまた随分と雰囲気の違うもの。
これでもか!とお客さんを巻き込んでいく芸風は圧巻でした。
様子を見に来ていたかもめも大喜びでした。

中入り後に出てまいりましたのは、泉笑会に所属の
関大亭茂八さん。泉笑会では「藤本遊丸」さんのお名前で
活動されていますが、今回は関大ファミリーの一員として
茂八さんのお名前で登場です。
砂九さんの11期下で、楽語の会にも時折、顔を見せて
くれる千里家圓九さんの同期の方です。
ネタは「時うどん」です。裏事情を申せば、最初の予定が
「貧乏花見」、そして出演直前まで「天王寺詣り」、いざ
出てみると「時うどん」。もう楽屋はいったい何が出てくる
のかドッキドキです。落語を演じる方は一度は悩む麺類
の食べ方もとても綺麗で、そのリアリティにお客さんも
いつしか爆笑の渦に!!!

トリはもちろんこの人、我らが砂九です。
ネタは「崇徳院」。約30分の大ネタ中の大ネタです。
記念すべき「第1回ぱんとまいむ寄席」に登場した
このネタも、初めてご覧になる方も多かった事でしょうが、
一度は見られた方にとっても新鮮ではなかったでしょうか。
このあたり、何度やっても全く同じようにはできない、
落語の醍醐味でしょう!


次回は5月6日(土)午後6時開演です