平成19年5月5日(土) 午後6時開演
昨年のゴールデンウィークに、「楽で落語を聴く会」「津島まちあそび・6時間耐久マラソン落語会」に
ゲスト出演してくださいました「立の家猿之助」さん、いよいよぱんとまいむ寄席に初登場です!
立の家猿之助さん・・・・・ | 平成元年 立命館大学文学部入学。落語研究会に入部、『手水廻し』で高座デビュー。 立の家猿之助を名乗る。そのまま落研生活を「五年間」満喫。 平成13年 卒業後、ほとんど落語をする機会のない冬の時代を何年か過ごしたのち 高石市パンセの会入会。『手水廻し』でデビュー。再び落語の世界に戻る。 平成14年 社会人落語天狗の会に入会。『猫の忠信』で高座デビュー。 平成17年 第11回全日本社会人落語選手権大阪本選に初出場。『遺言』で優勝。 |
「動物園」 | 竜宮亭無眠 |
「遺言」 | 立の家猿之助 |
「親子酒」 | 竜宮亭無眠 |
仲入り | |
「猫の忠信」 | 立の家猿之助 |
連休のまっただなかにもかかわらず、 びっちりのお客様!マスターも随分と力を いれてお客様を集めていただいたようです。 感謝、感謝です! お客様の中には、「ぱんとまいむに来るのは2度目」と いうお客様もいらっしゃいました。1度目はその日の朝。 つまり、初めて来た喫茶店でマスターに誘われ、 その日のうちに2度目のご来店・・・だったそうです。 |
開口一番は無眠の「動物園」 「ぱんとまいむ寄席」では、初めての演目ですが・・・ 実は第1回目の「ぱんとまいむ寄席」の前に、 「プレ・ぱんとまいむ寄席」があり、その時に やった事があります。その時は惨敗(笑)でしたが、 元々、得意とするネタ。この日はバッチリです! |
さぁ、いよいよ真打登場です!綺麗で活舌もとてもいいので、 初めてのお客様にもここちよく聴くことができ、 どんどん猿之助さんの世界に・・・と思っていたその 矢先、なんと、舞台のすぐ横にある表口(写真の左の方) から、一人のお客様が!遅れてきたご常連様かと 思いきや、「あの、道を聞きたいんですけど・・・」 猿之助さん曰く、「落語の途中に道を聞かれた事が あるのは、プロ・アマを通じてわしだけや!!!」 ちなみに、表口は普段ならカギをかけているのですが、 この日に限って、トリのハメモノの都合で、「たまたま」 カギをかけてなかったのです・・・ |
ブレていますが、この目がいいんですよね〜。 とてもいい噺家さんや俳優さんは目で演技をされると いいますが、まさにそれ! ネタは「遺言」です。舞台は一昔前の大阪。 時代設定は数ある古典落語と変わりませんが、 実は小佐田定雄氏作の新作落語です。 平成17年度社会人落語選手権大阪本選の 優勝ネタです。 |
続いて中トリは無眠です。 ぱんとまいむ寄席では2席+(休憩)+2席の パターンが多いのですが、むしろその方が変則的。 どちらかというと、世間では3席+(休憩)+1席の方が 多いようですね。 |
ネタは「親子酒」。無眠にとってはダブル得意ネタです。 「極力、やったことのないネタを」と思ってましたが、 実はこのネタ、既に一度、やっているんですね〜。 ではなぜそのネタをやったかと言うと・・・ 単に見落としていたんです(笑) それでも、前回、このネタをやった時とは お客さんの顔ぶれも随分と違うので、問題なし!!! 存分に楽しんでいただけたようで、ほっとしています。 |
休憩の後は、大トリ、猿之助さん。 満を持しての「猫の忠信(ただのぶ)」、 上方では屈指の大ネタです。 |
もうなんて言うか、聞きしに勝る、高座でしたね。 鳥肌立っちゃいました。 マスター曰く「記憶に残るぱんとまいむ寄席」。 最後までどっぷりと楽しんでいただけました! さぁ、次が大変(笑) |