平成18年3月21日(火・祝) 午後2時開演
平成18年明けて初めての「楽で落語を聴く会」は1年振りの純正メンバーによる
プログラムとなりました。春のお彼岸の真っ最中にも関わらず多くのお客様におつめかけいただきました。
中には墓参りをほったらかしてお越しになったお客様も・・・本当にありがとうございます。
そしてその方のご先祖様、本当に申し訳ありません・・・・・
「ストレスの海」 | 若鯱亭夢輔 |
「鶴満寺」 | 竜宮亭無眠 |
「持参金」 | 川の家河太朗 |
仲入り | |
「餅屋問答」 | 南遊亭栄歌 |
「中村仲蔵」 | お好味家喜楽 |
(敬称略) |
※フラッシュを使用せずに撮影しましたので、画質はかなり荒くなっております。ご了承ください。
なんと!あろうことか、自分のネタでいっぱいいっぱいだったため、夢輔と 無眠の写真を撮るのを忘れていた!!! 楽しみにしていた皆様、申し訳ありません・・・ |
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開口一番は夢輔の「ストレスの海」です。 春風亭昇太師匠の作品のこのネタは もちろん新作。現代病であるストレスを 解消しようと海にでかける夫婦ですが・・・ |
二番手は無眠「鶴満寺」です。この ネタはあまり掛けられる事がないですね。 枝垂桜の名所である鶴満寺、花見に出かけた 大家の旦さんご一行。鶴満寺の門が閉まっている のに気がついて・・・さて、どうしましょう??? |
仲トリは久々の登場、河太朗。ネタはお得意の「持参金」です。 この日はちょうど、WBCの決勝戦。出てくる者出てくる者 みなが、「ただいま△回の裏、○対○で日本のリード!」 なんていう戦況報告にお客様も大喜び!ちょうど河太朗の マクラの時に日本の勝利が決定し、河太朗からは速報が! その瞬間、お客様は万雷の拍手! なんかこんなんって楽しい♪♪♪ |
すっかり忘れていた二十円という借金を迫られた男、 なんと今度は嫁をもらう事に・・・バラバラのような話 が終盤にはジグゾーパズルの最後の一片をはめ こむようにピタッとおさまる、とてもよくできたお話です。 |
休憩が終わりますと、今度は栄歌の登場です。 こちらも十八番「餅屋問答」 |
住むところもする仕事もない男、住職がお亡くなりに なって空き寺になっていたお寺に入り込んだまでは いいが、問答をしたいという修行僧がやってきた。 問答に負けると唐傘一本で放り出されるという。 そこで餅屋のおやっさんに泣きついた・・・ |
楽で落語を聴く会には3回目の出演である喜楽は、 念願の初トリ!大ネタ「中村仲蔵」を引っさげての 登場です!落語を始めた頃の喜楽を知っている メンバー達は喜楽の立派な姿にウルウル・・・ |
忠臣蔵五段目の定九郎という、とても看板役者の役とは 思えない役をあてがわれた仲蔵は・・・・・ 初代中村仲蔵の実話を元にしたお話です。 3回目ということでお客様にもあまり馴染みのない 喜楽でしたが、終わった時には万来の拍手! お客様にはもちろんの事、メンバーにも大変好評でした♪ |