平成１８年５月４日（休）　午後２時開演

昨日の「津島まちあそび　マラソン落語会」に引き続き、大阪・落語天狗の会から
「立の家猿之助」さんをゲストとしてお招きしての落語会。
連休のど真中にも関わらず多くのお客様に来ていただき、ゲストはもちろんレギュラー陣の落語を堪能していただきました。

※フラッシュを使用せずに撮影しましたので、画質はかなり荒くなっております。ご了承ください。

開口一番は無眠です。 デジカメがちゃんと設定されていなかった ため、暗い写真になってしまい、修正しても この程度・・・全国の無眠ファンの皆様、 まことに申し訳ありません。	ネタは「小倉舟（上）」 「小倉舟」を途中で切る・・・なんて あんまり聞いたことありませんが・・・ これから海底への大冒険！ここからが「小倉舟」の 醍醐味！・・・というところで話は切れてます(笑) まぁ、落語はなんでもありということで ご勘弁くださいませ。

２番手は夢輔の「権助魚」 いつでもどこでもどんな魚でも手に入る昨今、 「ほっけ」や「すけそうだら」が北海道でしか取れない魚 という事をご存知でない方も少なくなくなってきていますが 誰にでもわかりやすい「権助魚」になっています。	これは権助の表情ですね〜。なんと言っても、このネタは 権助のキャラクターにかかってます。 夢輔のこんな表情もそう見れたもんじゃないですよ。 落語では一瞬ですが、写真は生涯残ります。イヒヒ・・・

さぁ！いよいよお待ちかね！猿之助さんの登場です！ 猿之助さんのプロフィールを紹介いたします。 立の家 猿之助（たつのやさるのすけ） 平成元年　立命館大学文学部入学。 落語研究会に入部、『手水廻し』で高座デビュー。 立の家猿之助を名乗る。そのまま落研生活を「五年間」満喫。 平成13年　卒業後、ほとんど落語をする機会のない冬の時代を 何年か過ごしたのち高石市パンセの会入会。 『手水廻し』でデビュー。再び落語の世界に戻る。 平成14年　社会人落語天狗の会に入会。 『猫の忠信』で高座デビュー。 平成17年　第11回全日本社会人落語選手権大阪本選に 初出場。『遺言』で優勝。現在にいたる。 ・・・だそうですが、落語天狗の会のデビューが 「猫の忠信」ってのもすごいですねぇ・・・	仲トリのネタは「遺言」です。 実は内部事情を少し書いちゃうと、最初は２番手の 予定だったんです。昨日の「津島まちあそび　マラソン 落語会」で初めて彼の落語を聞いた席亭の夢輔が 彼の落語に惚れこんで、急遽、仲トリに変更。 ネタも「遺言」と相成りました。 「遺言」は小佐田定雄さん（落語作家）の手による 新作落語ですが、古典落語としても充分に通じる できばえ。そこに猿之助さんの手腕が加わると こんなに面白くなるんですね〜♪

休憩後は砂九です。ネタは「延陽伯」です。 個人的な事を申しますと、私は彼の「延陽伯」は 耳にできたタコが茹で上がりそうなぐらい 聞いているものですから、今回も「おいおい、 またかいな」と思ったのですが・・・ なんと「楽で落語を聴く会」では８年ぶりの 披露だったんですね〜。失礼しました。	同じネタでもやる度に違ってくるのが砂九の持ち味。 （言い方を変えると「計算できない」となりますが・・・(笑)） ことに「延陽伯」はここのところ、随分と変わってきました。 ８年前と比べると、すっかり別人なんですね、これが。

舞台のソデで猿之助さんの落語に聞き入る無眠。 この大きさではよくわからないのですが、 よくよく見ると、かなりニンマリしています。 今回の猿之助さんの出演は、無眠による 強烈な推薦だったんですね〜。すっかり 猿之助ファンになってしまいました。 人のファンになってる場合ではないんですが・・・(笑) なんだかとってもピンボケ写真・・・ 全国の無眠ファンの皆様、まことに申し訳ありません。	昨日から楽に泊り込みの粗忽家勘々さん（内浜落語会）。 戸に「勘拓」ができそうなぐらい、顔を押し付けて 猿之助さんの芸を盗み中。 昨日は津島で出演者として、この日はスタッフとして 2日間、本当にありがとうございました。

２度目の登場の猿之助さん。 トリネタはあっと驚く「はてなの茶碗」。意外や意外。 何が意外って、きっと、もっと笑いの多いネタだと 思ったのですが・・・と思いきや、 とても笑いの多い「はてなの茶碗」に私たちも お客様も大満足。「はてなの茶碗」は 河太朗も砂九も無眠もやりますが、 また誰のでもない猿さんワールドでした！	２席の落語をたっぷり披露していただき、 この日は「モンキーデー」と相成りました。 ２日間、本当に本当にありがとうございました！ 出演料は後日、よろしく･････(￣。￣ )ボソッ

次回は９月頃を予定しています。
（予定ですので、変更になる場合もございます。
ＨＰのスケジュールをよくご覧になっていただき
ますよう、お願い申し上げます）