平成18年5月27日(土) 午後6時開演


栄・・・名古屋一の繁華街のど真ん中にある居酒屋で行われる落語会です。
要予約の定員20名。このこじんまりとした雰囲気がまたいいんですよね!
2回目の今回はいよいよ上方落語の登場です!
前回や今回が落語初体験というお客様にはどう映りましたでしょうか・・・
なお、一回目の様子は志ょ朝のブログでアップされてます。

「鉄砲勇助」 浪漫亭砂九
「たがや」 かつを家たたき
「片棒」 竜宮亭無眠
(敬称略)
東京で言えば歌舞伎町、大阪で言えばミナミ、
福岡で言えば中洲でしょうか。
ずらりと並ぶ飲み屋さん、ただでさえ狭い上に路駐だらけ
の道を走りまわる高級車、歩行者が多くて車が渋滞を
起こす交差点・・・そんな典型的な繁華街のど真ん中に
居酒屋「酒忠」は目立つことなく、しかしながら
独特の存在感を主張しているかのように建っています。
このタペストリーを見て下さい!
お席亭の力の入れ具合が伝わってきます。
お席亭曰く「タペストリーの分の元は取らなきゃ!」
・・・って、こっちが怖気づいてしまいそうです(笑)

お席亭の力の入れ具合はタペストリーに
留まりません。これはチラシです。
写真をクリックすると大きく表示されますよ。
右下に白い字で書かれてる文句が
また粋ですね〜。
こちらは当日配られたプログラムです!
なんだか雑誌の1頁みたいだと思いませんか!
毎回集めて1冊の本にすると素敵かも(自己満足)
実はお席亭はデザイン関係のお仕事をされて
いらっしゃるのです。「酒忠寄席」のロゴも自前で、
このような作業はお手の物!・・・とは言っても
やっぱりスゴい!!!
左上の「オデッセイ」の文面が、落語初心者向けの
案内となってますが、これまた素敵♪
こちらも写真をクリックすると大きく表示されます。

落語空間の準備は整いました。
さぁ開演です!開口一番は酒忠寄席初の上方落語
となりました砂九です。
実はかね平の予定でしたが、残念ながら
かね平は壊れてしまいまして、急遽、
代演となりました。
落語を初めて聞くというお客様が半分、残りの多数も
前回の酒忠寄席で初めてだということですので
手さぐり足さぐりの展開となりました。
マクラ12分、ネタ8分です(笑)
お疲れ様でした!

実はこの酒忠寄席のきっかけとなった
たたきが2番手での登場です。
彼の仕事の取引先がお席亭だったそうです。
きっかけはどこにも転がっているもんですね!
それを掴むか見逃すかだけの事なんでしょうか。
ネタは初夏にピッタリの「たがや」です。
地話(ぢばなし 会話ではない説明的な
おしゃべりのこと)を中心に進められるネタは
江戸落語に多くありますね。「扇の的」「池田屋」
そしてこの「たがや」。ある意味、
異色の落語なのかもしれません。
お客様の目にはどう映りましたでしょうか。


トリは無眠の「片棒」です。
時代設定はお客様の好きなように設定できる上、
現代ちっくなくすぐり(ちょっとしたギャグ)なども
豊富なこのネタは、初心者にも受け入れて
もらいやすいかなと思い、選びました。
羽織を脱いでいないので、まだマクラのシーンですね。
写真が撮りにくかったので、羽織を脱いだ写真は
ありません。マクラも現代風のお話を中心に
展開されます。
みんな色々と気を使ってるんですね〜(笑)


懇親会はとても盛り上がりました。
スタッフの方の三線(さんしん・・・と読みます。
沖縄三味線と思っていただければ間違いありません)
のご披露!いつかはぜひ舞台でお願いします!
みんな三線に聞き入っている中、女の子に囲まれて
ご満悦の砂九。あんた、いつでもカメラ目線やなぁ・・・
カメラの臭いでもするのん???

次回は盛夏に予定しています。
日時は未定です。


主催:〜ファイティングネットワーク〜 ヴォルネット
協力:酒忠