平成17年9月10日(土) 午後7時開演


愛知県春日井市にあるカフェ・テラス「ソフィアン」では色んなライブが行われておりますが、
「ソフィアン寄席」も年に2回の公演があります。
決して広くはない店内に、とてもいい雰囲気の広がるお店で、
前回は落語・津軽三味線・マジックのコラボレート。
さて、今回は・・・楽語の会の上方落語を演じる中でも最も濃い3人による
「トリねた3連発」!!!こんな落語会があっていいのでしょうかねぇ。

「高津の富」 浪漫亭砂九
「船弁慶」 南遊亭栄歌
仲入り
「らくだ」 竜宮亭無眠
開演前の砂九の表情。一応ポーズをとっていますが・・・
頭の中は「開口で高津の富って・・・どうしたら
ええねん・・・」という考えでいっぱい(笑)
企画したのは、あんたやがな!!!
会場はこんな感じです。フリードリンク付きなので、
お飲み物を飲みながら落語を楽しんでいただけます。
約20名様強のお客様に来ていただきました。
ほぼ満席です。5分ほど押しての開演となりました。

開口一番は砂九の「高津の富」。
今夜も顔面の神経は大忙し!
これもデカい噺ですね〜。
しかも長いので、意外と中々聴くことができません。
「第一番の御富〜〜〜!」
現代でいう宝くじですね。
昔の当たり番号発表の風景の再現です。
7時5分頃から始まりましたこの落語会、
開口一番が終わって時計を見ると・・・
7時50分でした(笑)


2番手は栄歌の登場です。ネタは夏らしい「船弁慶」
これも中々聴けませんね〜。特にアマチュアで
手がける人はそんなにいらっしゃいません。
「まぁまぁまぁまぁ、清やんやおまへんか!」
「雷のお松」と異名をとった喜六の嫁はんが
大活躍!このネタの難しいところのうちの一つです。


休憩後の大トリは無眠です。ネタは「らくだ」
「実は落語をやってる場合やない程しんどいんですわ。
なんでかっちゅうと、2人の落語を聴いたから・・・」
客席からは共感(?)の笑いが・・・
このネタは冬のネタなんですが、季節を感じさせる
描写がほとんどなく、季節に関わらず楽しんで
いただけます!

無眠が落語を終えて時計を見ると・・・10時でした!3人で3時間!
お客様にとって過酷であろうこの落語会。どうなることやらとも思ってましたが、
お客様はしっかり聴いてくださり、最後の最後まで笑いあり拍手ありの
盛り上がり!お見送りではとても楽しんでいただけた感じを受け、
3人とも一安心!ご来場くださいましたお客様にこの場をお借りして
感謝いたします!ありがとうございました!

次回は来年春頃を予定しております