平成17年7月16日(土) 午後2時開演


東濃地域の中心地、焼き物や栗きんとんで有名な岐阜県多治見市での落語会です。
約40名のお客様に来ていただき、最後まで爆笑の会となりました!
ご来場くださいましたお客様、ありがとうございました!

※このレポートは脇之島公民館様にご承諾を得て公開しております。

「手水廻し」 竜宮亭無眠
「紙入れ」 お好味家喜楽
「一文笛」 川の家河太朗
仲入り
「岸柳島」 槍田家志ょ朝
「親子酒」 竜宮亭無眠
脇之島公民館はホワイトタウンという
マンモス団地の中にある、
こじんまりとした公民館です。
喜楽お手製のめくり台を組み立てる志ょ朝。
大きさの割りに大変持ち運びがしやすい
大きさに折りたたむことができます。
喜楽曰く「マイめくり台」
なんじゃい、それ・・・・・

これまた喜楽お手製のめくりとご満悦の喜楽。
寄席文字は個性が出る要素が大変強く、
喜楽の繊細で優しい雰囲気の字になってます。
たまたま別の部屋で開講していたお料理教室の方から
ベトナム料理のお差し入れがありました!
お料理教室の先生にも落語をご覧になって
いただきました。重ね重ね、ありがとうございました!


ベトナム料理を楽しむメンバー達。
めちゃめちゃくつろいでますけど、
開演前なんですが・・・・・・
開口一番は無眠「手水廻し」
初めての会場ではお客様や会場の雰囲気がわからず、
開口一番はどうしてもモルモット役(?)になります。
開口一番の様子を見て、それぞれの演者がネタを
決めたり、どのように演じるかを考えたりします。
「手水廻しでもやりますか」と軽くネタを決めた無眠。
この後、これが自分の首を締める事に・・・


2番手の喜楽「紙入れ」
落語は初めて!というお客様も多かったのですが、
もうこの頃にはすっかりほぐれ、マクラからガンガン
受けてます!この様子を見て河太朗がポツリ・・・
「この人、長ぅなりまっせ・・・」
予想通り、いつもより5分長かったとは喜楽の弁。
仲トリは河太朗「一文笛」。
前の二人でガンガン受けたその会場を
ピシッと引き締めます。
「一文笛」はとてもいいアクセントになるネタ。
お客様にも本当に喜んでいただけました。


仲入りでは、お茶とお菓子が振舞われました。 喜楽「次、どれをかけるんだっけ?」
志ょ朝「・・・・・・・・(出番前で余裕なし)」
喜楽「このボタンを押せばいいのかな?」
志ょ朝「・・・・・・・・(出番前で余裕なし)」


休憩の後は、志ょ朝「岸柳島」です。
ただいま、「岸柳島」強化月間だそうで、
さすがにさすがに余裕の舞台。
仲入り直後のざわついた雰囲気もなんのその!
大受けに大受けでした!
トリは無眠「親子酒」
実は「手水廻し」をやる前に、「トリではちりとてちんを・・・」
と考えておりましたが、「手水廻し」をやり終えた後に、
内容がかぶる事に気がつき、慌ててネタを変えようと
しましたが・・・「禁酒関所・・・岸柳島とかぶるなぁ。
替り目・・・オチまでやると長くなるし。片棒・・・ちょっと違う
なぁ。皿屋敷・・・えっ?先回、違う場所で聞いた人が
いるの???うーん・・・・・・」
悩んだ末、出番直前にようやく「親子酒」で落ち着きました。
天狗連の皆様、ネタは慎重に選びましょう(笑)