平成17年7月10日(日) 午後2時開演


「楽語の会 東海支部」の落語会と言えばこれ!もっともポピュラーでスタンダードな「やせがえるの会」
落語を純粋に楽しむならこの落語会ですよ〜!!!
うす曇にも関わらず夏らしい蒸し暑さとなりましたこの日、60名を越すお客様にお越しいただきました!
本当にありがとうございました!

「桃太郎」 笑皆亭吉笑
「化物使い」 竜宮亭無眠
「法華豆腐」 若鯱亭夢輔
仲入り
「国民ヤミ年金」 若鯱亭笑天
「一文笛」 川の家河太朗


※フラッシュを使用せずに撮影しましたので、画質はかなり荒くなっております。ご了承ください。

栄の朝日神社はこんなところです。
とても閑静な神社の奥まったところに
会場があります。
栄というところは名古屋第一の繁華街。
名古屋に対する栄は、東京に対する新宿、
大阪に対する難波・・・って感じでしょうか。
閑静な境内を出ると、このとおり!!!
その栄のど真中に朝日神社はあります。
今回のパンフレットです。

さぁ開演です。開口一番は「やせがえるの会」初出場の
笑皆亭吉笑です。メクリも厚紙を使ったおニューです。
ぽちぽちと空席のあった会場も、吉笑が終わる頃には
慌てて椅子を追加する一幕も!
ネタは「桃太郎」です。少しピンボケした写真ですが、
あまりにいい表情だったので使っちゃいました。
この話に出てくる「桃太郎」の由来は落語にだけ
伝わってる話というのはご存知ですか?
つまり「ウソ」なんです。よくできた話ですよね〜。


出番前の緊張のシーンその1
隠し撮り、大好き♪
・・・・って、これを撮ったのは私ではありません(無○)
出番前の緊張のシーンその2
一応、緊張しています。
・・・・ってことにしておいてください。


2番手は絶好調!無眠の「化物使い」
色んな化物が出るので子供さんも大喜び!
この話は普通はご隠居と奉公人で始まる話で、
トリなどにも使われますが、今日の「化物使い」は
夫婦の会話から始まり、あっさりと仕上がってます。


仲トリは夢輔の「法華豆腐」
今回は特に、皆、生き生きとした表情です。
表情に語りで、グングンお客様を落語の世界へ!
「法華豆腐」は別名「甲府ぃ」とも言います。
むしろ「甲府ぃ」として演じられる方が多いでしょう。
この辺は演者の好みとこだわりといったところでしょうか。


休憩の後は、意外や意外、落語会レポート初登場の
若鯱亭笑天です。恒例(?)の、「笑天アンケートコーナー」
これが、休憩後のざわついた客席をほぐしていきます。
メンバーの中でも好評です!
ネタは「国民ヤミ年金」
お食事処『楽』」でもお馴染みの柳家喬太郎師匠の
作品です。現代の社会問題を風刺した、一風変わった
落語です。「さわやか笑天」のこの表情は???
ちなみに、10月10日に「楽」で行われる
「柳家喬太郎独演会〜喬太郎の落語新世界」の
チケット販売開始日でもありました!笑天と夢輔の
プロデュースする落語会です!
ご予約・お問い合わせはこちらまで!!!


お待たせしました!トリは川の家河太朗の「一文笛」
待ち疲れていた河太朗もストレスを一気に放出です!
古典っぽいネタですが、人間国宝「桂米朝」師匠の
作品です。長年、多くの人によって練りに練られた
古典落語に比べても全く遜色のない、
本当によくできた話で、何度聴いてもいい話です!


いつものように、お食事処「楽」での打ち上げの様子。
既に目が据わっているかね平に、はじけまくる吉笑
(ノ_-;)ハア…


次回は11月20日(日)午後2時開演です