平成17年月23日(土)  昼の部:午後2時開演
 宵の部:午後6時30分開演


毎年恒例となってまいりました、高山の商店街落語寄席。
今年も梅雨があけた高山市内のど真ん中で行われました!
浴衣にウチワがとっても似合う落語会です。

なお、志ょ朝もレポートを公開しています。そちらもぜひご覧下さい。
ブログはこちら レポートはこちらです。
なお、特別公開「観光編」はこちら

昼の部
「宗論」   道落亭かね平
「稲荷俥」 川の家河太朗
「米揚げ笊」 花乃家金葉
「骨つり」 竜宮亭無眠
宵の部
「化物使い」 竜宮亭無眠
「紙入れ」 道落亭かね平
「死神」 浪漫亭砂九
「禁酒関所」 花乃家金葉
仲入り
「親の顔」 槍田家志ょ朝
「仔猫」 川の家河太朗

開演前には、商店街に大きな看板が出現! 会場となった「山桜(やまざくら)神社」さん。
別名、「馬頭さん」と言われて親しまれています。

開口一番はかね平「宗論」
昼の部は約15名のお客様に来ていただきました。
2番手は河太朗「稲荷俥」。神社ではぴったりのこのネタ、
馬頭さんがお稲荷さんではないのがちと残念???

志ょ朝「え〜、らっしゃいらっしゃいらっしゃい!」
・・・って、八百屋さんと違うんやから・・・
商店街落語寄席の仕掛け人の原田さん(右)と、
お茶子(高座返し)を努めていただいた斉藤さん。
高山美人のお茶子さんには、メンバーのオジサン
どもも大喜び!ちなみに、彼女は商店街で和雑貨の
四季彩 ゆう工房」を開いてます。一度、ご覧あれ!

3番手は金葉「米揚げ笊」
堂島の米相場師というものがどういうものか、
わかりにくいところがありますが、
よく笑ってくださいました
昼の部のトリは無眠「骨つり」
ハメモノもじゃんじゃん入る
にぎやかなお話です!

宵の部の開口一番は無眠「化物使い」
怪談噺(怪談“がかった”噺)の第一弾です。
2番手はかね平「紙入れ」
彼のわかりやすい「紙入れ」で会場もどんどん
落語モードに!
註:怪談噺みたいな顔ですが怪談噺ではありません。

かね平が終わったところで、獅子舞がやってきました!
落語会はいったんストップしてしまいましたが、
突然の来訪者に、お客様からも拍手喝采!
夏のお祭り気分がいっそう盛り上がりました!
獅子舞に見とれている斉藤さんと金葉
落語にも見とれてねん♪

3番手は砂九「死神」。怪談噺の第2弾です。
獅子舞の中断で演りにくいかな?
という感じもありましたが・・・・・
なんのなんの!彼には全く無縁です!
この頃には参道にも立ち見のお客様がぎっしり!

同時開催の「絵馬うちわ市」
全て手書きの馬頭さんの絵馬が彩られた
限定50本のうちわは完売だったそうです!
仲トリは金葉「禁酒関所」
最後になればなるほどググーッと
盛り上がるこのネタ。大受けで仲入りです。

休憩のあとは志ょ朝「親の顔」
「ヒッヒッヒッヒ」という笑い方が
個人的に大好きです(笑)
註:怪談噺みたいな笑い方ですが怪談噺ではありません。
トリは河太朗「仔猫」。怪談噺の第3弾です。
いやぁやってくれました!魅せてくれました!
このシチュエーションでこのネタ!
お客様がどんどん「仔猫」の世界に引きずり
こまれるのが手にとるようにわかりました!

宵の部を最初から最後まで見てくださった
浴衣姿の綺麗どころのお一人が、なんと
南山大学の落語研究会出身!
当時、親交があった砂九とお知り合いの方でした!
「え〜、初天神というお噺を一席・・・」
落研時代の再現が、一緒に来られた彼女の
お友達に大うけだったので、載せてみました。

最後に出演者・スタッフ一同でハイ!ポーズ!
お揃いのTシャツにお気づきですか?
今回のチラシに使われた画像をプリントした
オリジナルTシャツです!
この写真ではわかりにくいのですが、
青・緑・紫の3色あります!
プリントに使われた画像はこちら
打ち上げは高山一美味しいそば屋「寿美久」さんで
絶品の手打ちソバに舌鼓!
今日の落語や来年の話に花が咲き、
打ち上げが終わってホテルに着いたのは1時30分・・・
スタッフの皆様、本当にありがとうございました!


次回は未定ですが、来年の同じ時期にぜひ!
というお話を頂戴しました!
またよろしくお願い申し上げます!